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● 2005年9月発 学生マレーシア・ボルネオ島体験エコツアー

●桑原専慶流生け花グループNZ旅行

●ドイツ・フライブルク体験エコツアー

●阿蘇 カルデラツーリズムに参加して


●山梨大学教育人間科学部学校教育講座 座学より体験


● 桐生川源流の森 ボランティア体験交流ツアー


●稲本 正さんと行くニュージーランドの旅 6日間


●カナディアンロッキー・ウィンタースポーツの旅




●桑原専慶流生け花グループNZ旅行

集合写真

花と友(ニュージーランドの旅)

原 映子

3〜4人のいけばなの仲間が集まって 海外での交流は出来ないかなと話が発展して始まったのがこのツアー。

一昨年の秋、倉敷市の国際交流課に受け入れを問い合わせてもらったところ

2ヵ月後 クライストチャーチ市の生け花団体が受け入れをしてくださるとの回答をうけとる。それからは その受け入れ団体のレイさんとの直接のメールでのコンタクト。

本当に貧しい英語で会場の借用、その条件、 私達が行くまでの準備、花材の情報、収集。本当にわかってもらえるだろうかと不安になるほどの数々の仕事をお願いしました。しかし彼女は 色々な提示をし 私の希望を確実なものへとリードしてくれました

このイベントを含んでのツアーでは 通常のパックでは無理だろう。 旅行会社の リサーチ。 

今は便利です。パソコンという摩訶不思議な 現代文明多目的多機能辞書が存在していて それの力を借りての検索。

一つの旅行会社を見つけました。 話し合えそうだと感じて何度かのコンタクトしているうちに 日本の代理店を紹介された。リボーンとの出会いです。   

いろいろのアドバイスの元に 何とか私達の考えているような旅行条件がそろった。

現地でのイベントの実現と受け入れ団体とどうかかわれるか 期待と不安の交錯する中 現地から全ては

うまく運ぶだろうとの知らせ。 それを信じて出発。

 メールでは何度も話しているけれど

会った時にどう言おうか.12時間の飛行機の中そのことで一杯だった。

クライストチャーチの空港に降り彼女と目が合ったときには感激家の私はすでにこみ上げて言葉にならない。やっとのことで “ サンキュー ” 彼女の腕の中でした。 

彼女が私達のためにしてくださっていることが全てわかったようなきがした。花の荷物を下ろし 打ち合わせを済ますと 少ししかない観光のツアーに出発。 春の花の咲く町を抜けて郊外に出ると緑の絨毯。それから延々と続く緑。仕切られたいくつかのその中に羊がいる。人口の100倍と聞く、それでこれかな? 日本の人口の百倍ならうじゃうじゃかな、苦笑して遠くの岩山を見る。途中ガイドのパトリック君のお母さんのところで遅い昼食を食べる。 これは組み込まれたものでなく 私達が食事のチャンス失ったので 彼の配慮からです。メンバーの殆どは初めての経験、しかし皆そこで楽しんでいました。お礼に皆で日本の唱歌を合唱して最初の目的地テカポに向かう。

その辺りから景色が変わる。 荒々しさもなく 優しくもなく 雪を薄くかぶった岩山 緑だった牧草も少し枯れた色が多くなってきた。 高度が上がってきたといわれても勾配も、起伏も少ないのでもう一つわかっていない。テカポ湖について初めて クライストチャーチとの違いに気づく。 さむ〜い!  湖と雪を薄くかぶった山々と澄んだ空気。ながれる雲。 なんと平和な景色。  私達の宿がすぐ近くだった

湖とその背景が庭の一部のような設定に豊かさを感じる。 透き通った空気に降れる。

翌朝、 タズマン氷河の遊覧飛行の予定が天候不順でかなわず せめて氷河の末端部でもと マウントクック近くまで走る。地球の歴史の時間の流れをそこに見た。 映画のロードオブザリングの収録がなされたところが近くだと聞くが させたくないなと思う。自然の妙技は見ているだけでいいよ。この辺りで一軒しかないと言う有名な・・・の像の立つレストランで昼食。このころになるとすっかりガイドのパトリック君 壱岐さんのリードは皆をとても心地よいものにしている。  遊覧飛行のキャンセルで少し早めに次の目的地クイ-ンズタウンへ。 岩山や枯れた農場、いくつかの湖といっても殆どがダム湖 大きな湖の向こうになだらかな牧場をいくつか通り過ぎ クイーンズタウンに近づくと緑が多くなり 羊の密度も増えてくる。 

ミルフォードサウンドにて

クライストチャーチ市での生け花

 街はリゾート地でちょっとリッチな雰囲気を見せる。繁華街にある若者の集う店で夕食。これもパックのツアーではまったく経験しないだろうね。 翌早朝ミルフォードサンドに向かう。途中雪が降り始めカーブを曲がるたびに世界が冬に戻ってゆく。峠の手前でチェーン着装となる。確かクライストチャーチは春だったよなー。

峠を越えてからは雪は消える が 気温は・・・寒い。 何度かな。

遊覧船に乗って フィヨルドの海に出て あまりの自然のミステリアスな幻影の世界に言葉にならない。 太陽をさえぎる重い冬の空、 海に立つ岩山がそれぞれのいでたちを見せる。 裾は海面から垂直に近い角度できりあがり 多少の木々がその岩場に根をは張らしている。 その山々の海面近くに白い重たい雲が流れる。 突然の大きな壁、反り返る一枚の岩壁。 はるか遠く、高くから白い水の流れる筋。 いくつもの筋があちこちに。 どのくらいの高さなのだろうか、 アナウンスの声がエンジンと風の音で聞こえない。 雪混じりの嵐のような風の中でその冷たさと風のうねりを感じながらその景色を楽しむ

と、 操縦士がわざと滝の下に舳先を入れる。真下からその水の玉が風に押され流れていくのが見える。 大きな水玉が私の頭上を通り過ぎていった。小さな玉は霧のように流れた。 風に戯れ水玉の交錯する映像、二度と出会えぬ光景だろうなと船から降りる。

ミルフォードサンドの圧迫を感じるほどの景色の後は全てが平和で静かです。

そのころから 木々の面白い枝の流れに目を奪われる。悔しいな。手にすることが出来ない。 ボツボツ 花会が気なり始めた。 レイさん達は私達のために今ごろ枝を切っている頃だろうな。 それからは 車窓から見える木々の枝がどれも気になりだす。

クイーンズタウンの宿に帰って明日からの生け込み、花の展示 デモンストレーション等の打ち合わせをして 少し落ち着く。

翌日 クライストチャーチに戻って レイさんたちと合流。準備にいる。

レイさんたちが収集してくれている枝の確認。 会場準備。 花材の購入。

翌日朝8時からの 生け込み 12時前に完了。3時間あまりの生け込み時間、言葉をはさむ時間さえない 張り詰めた生け込み。

1時オープン。 リタさん 平川氏の挨拶に続いて 上野会長の挨拶。 2時からのデモン

ストレーション。 皆の顔に緊張はあっても堂々とそれぞれの想いを 会場の皆さんにアピールしている。 生け花体験も会場の皆と一緒になって笑い声の流れる中で終えた。

3時過ぎに会場が静かになって初めてそれぞれの花を見る。 皆その意気込みの見える花が入っているのを見て やはり我々のメンバーのエネルギーとセンスを確信しました

その夕方はレイさんのお宅でバーべキュウ

のご馳走になる。そこには私達のサポートを

メインになってして下さっている人達が私達を招いてくださっている。

言葉の壁をそーっと押しのけて 笑顔で手を差し伸べているこの人達に 私達の

感謝の気持ちをどう伝えようか。    ワインの心地よい酔いを楽しむ。

私達のメンバー皆の楽しそうな話し、 食べ、 笑っている様子に一安心。

最後の日 展示を終え 会場を後にした時 全てが終わった。 張り詰めていたものが 自分の中で崩れていくのがわかる。 その夜のフェアウェルパーティ。

レイさんのご主人の“一通のメールからこの日まで140通のメールが届いた”と。

私達の知らないところで多くの方々のリードの上にこのイべントが出来たことへの喜びと深い感謝の思いで一杯になった.。 

ここに来て良かった。花を楽しむことと こ

地の豊かさと 寛容な人々と共にいられたこと。 今、私達は一杯幸せをもらいました。  いつか今度 私達がこの幸せを 彼らあげられる日を作ろう。                          

観光とイベントをかねた欲張り旅行  この企画を始めてから 旅を終え倉敷に帰るまで  

壱岐さん、現地のツアー会社のサイモン、パトリックのハートフルなサポートに感謝いたします。

                                

パトリック親子

クライストチャーチ市での生け花

 

●ドイツ・フライブルク体験エコツアー

カーシェアリング協会にて

橋詰梨絵さんより

一週間ありがとうございました。初めての海外旅行はとても有意義なものになりました。

 今回のツアーは、中身の濃い内容で、毎日の視察先でメモを取ることに必死でした。しかし、ただの観光ツアーではなく、ドイツ(フライブルク)の環境政策の視察ということで、目的をもって望めるツアーに参加できたことはとても価値的だと感じています。このようなツアーをこれからも続けていって下さい!

 今回視察をして、一番感じたことは、知恵が大事だということです。特に、フライブルクの公共交通“人に優しく、環境に優しい交通“という点を決してはずさないで計画されていることが素晴らしいと思いました。徒歩も交通手段の一つとして重要視するところも魅力的だと思いました。

 あと、私はフライブルクマラソンに参加しましたが、市民と街が一体となって行われるマラソンはとても最高でした!

 21kmを完走するつもりはなかったのですが、様々なバンド演奏の中で走ることは、心の底から楽しい気持ちになり、また走っていて「疲れたな」と感じた時、励まされて元気になり、気持ちよく完走することができました。演奏が始まると、走者も拍手をしながら走っている姿もすごく温かい気持ちにさせてくれました。フライブルクの美しい自然の中で、走者を励ましてくれるバンドの中で、そしてフライブルクの市民の中で走ることは、自然の中にいることの気持ちよさ、私達を元気にされてくれる音楽の重要さ、そして人間の温かさ、一つひとつのものの大切さを感じさせてくれる最高のものでした。

 そして、完走できたことも私にとってとても良い思い出になりました。 こんなマラソンなら趣味にしていこうかなぁ〜

一週間様々なところへ視察に行きましたが、レクチャーしてくださる地元の方の真剣な説明も環境に対する思い入れが伝わってくるもので良かったです。

 そして、朝から晩まで案内して下さった村上さんのお話も素晴らしかったです。ドイツ語も流暢で、レクチャーの説明も分かりやすかったです。最後の夕食時に少し話されていましたが、ドイツ語を一日12時間勉強していたというのを聞いて、やはり本当に素晴らしい人は陰での苦労があったからなのかなと思い、私も残り2年となった大学生活の中で環境のために、これからの社会のために、苦労を惜しまず何か結果を残していきたいと思います。

 最後に、このツアーが本当に良かったと思えるのも、コンダクターの壱岐さん、説明してくださった村上さん、波田さん、そして参加したメンバーの皆さんと家族のように仲良くなれたことが宝であると感じられるからだと思います。たった一週間で、こんなに親しくなれたことが本当に嬉しいです!もう一度皆さんとお会いしたいです!

 本当にいい旅をありがとうございました。これからのご活躍にも期待しています!お疲れさまでした。


フライブルク中心のトラム

猪狩千恵さんより

ドイツは私にとって“本場BIOTOPの国”だったので、BIOTOPと日程にあるのを見ては、BIOTOP技術者の話が聞けたり、大規模なBIOTOP見学をするのだと思っていました。参加してみると、意外に(私にとっては)BIOTOPの話は少なかったのですが、見学するあちらこちらにBIOTOPの考え方が盛り込まれており、ドイツの環境政策がうまくいっていることを感じました。(日本ではBIOTOPと銘打って、何か特殊な土地のようにしてしまっていることも多いですが、本来生き物の生息空間がBIOTOPですから、街のあちこちにそういう空間をつくることが自然なのだと改めて感じさせられました。)

 そのようなこともあり、旅が進むうち、ドイツの環境政策は何故成功しているのかが気になりはじめ、動機付けやきっかけという視点からあちこち見学していました。村上さんに市場原理を組み込んでいるからだというお話を伺い、やはり計画ある政策の力なのだと納得すると同時に、一介の技術者である自分の立場で何ができるのか少し限界を感じています。ただ、今回学んだことを発信し、仕事に組み入れていきたいとは思っています。

 今回ご一緒した方々をはじめ、出会った人皆魅力的で、とても良い実りある旅となりました。大変楽しかったです。是非また参加したいと思っています。壱岐さん、どうもありがとうございました。今後も宜しくお願いします。

フライブルクマラソンの様子

ヘイオトープ(太陽光回転式住宅)

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●阿蘇 カルデラツーリズムに参加して


阿蘇には今回が初めてでしたが、聴きしに勝る自然の雄大さには目を見張るものがありました。私は3年前からエコツアー、インストラクターをやっていることもあり、「エコツアーって何か」については注意を引きつけられることが多く、今回の大会は、そんな疑問を整理するのには好都合でした。

阿蘇に限らず、そこにある自然の宝を探し、それを保全し、地域経済の活性化に結びつけて、これを持続することが大切である。そして、エコロジー(自然環境)とエコノミー(経済)の調和をはかるためには、市民全体に宝(地域の持つ自然)の素晴らしさを知らしめて、市民全体がその益を享受する工夫も大切であることを知りました。

また、インストラクター(ガイド)はプロとしての意識を強くもつこと、そして自己満足ではなく、常に客のニーズを優先してサービスに努めなくてはいけない。客が感動する前に、自分自身がその自然に心から愛着をもち、情熱をもって客に伝えることが何より大切であることを学びました。

阿蘇の雄大な景観にひたりながら、ちょっぴり勇気をもらった3日間でした。

                     

              

       富士山クラブ所属 篠原 豊

 

●山梨大学教育人間科学部・環境問題の心理学 座学より体験 !



「環境問題の心理学レポート」

小林 真由美

私は今回のエコツアーに参加して、自分がどれだけエコということに無頓着だったかを思い知らされた。ツアーが進むにつれて、自分の触れたことのない世界が広がるようだった。ツアーの組み立てがとてもよかった。始めから実際のエコを中心とした生活の例を見るよりも、自然と触れてからの方が入りやすいと思う。私は青木が原樹海は夜にしか行ったことがなく、その時は怖さでいっぱいで周りのことを考える余裕など全くなかった。しかし、改めて明るい時間に歩いてみるとあそこだけ違う時間が流れているような、とても心地いい場所だった。あの時壱岐先生が「だまって歩いてみよう。」とおっしゃったが、あんな風に歩かなければあの場所の良さは分からなかったかもしれない。普段私たちは音の溢れた世界で暮らしている。音楽やテレビの音はもちろん、車や人の話し声といったものも考えれば、無音である状態というのはめったにないことだ。しかしそうやってああいった場所を歩いてみると自分の五感が鋭くなり、より近くに自然を感じることができる。視覚からはもちろん感じることができるが、空気の匂いや鳥や風の音など普段気づかないことまで感じることができる。これはコウモリ穴でも感じられた。私は結構暗い所も怖くて苦手なのだが、地上での感覚とは違ったものが感じられる。やはりコウモリを見ることはできなかったが、もっと一人一人がエコというものを強く感じ、早くコウモリが帰ってこられる自然になってほしい。

 富士エコパークビレッジでは物凄い衝撃を受けた。私が想像していたものより遥かに徹底したもので、あれこそが自然との共存というのだろう。見るもの全てが初めてのものといった形だったが、何もかもに素晴らしい工夫がされている。例えば、食べられる庭作りのところでお話されていた野菜の組み合わせの話だ。相性のいい野菜を一緒に植えることで農薬を使わないというのは本当に驚いた。これは土にとっても食べる人間にとってもとても良いことだ。また、アニマルファームでのお話にも驚かされた。土地を3つに分け、季節によって循環させるというのは自然の力のみで作物の育ちやすい環境にするというのだ。動物たちが糞をし、そこを歩き回ることによって土が耕される。余計な肥料を使わなくても十分にいい土ができるのだろう。自分の生活と全く違う生活で驚かされることばかりだったが、私も少しずつでも心がけていけたらいいなと思った。

 最後にフェニックスで見た廃食油の再利用だが、あれがもっと一般化されれば大幅な資源の確保に繋がると思う。私は廃食油というと石鹸くらいしか思いつかなかったが、ディーゼル車の燃料になれば自然にとても優しい車ができる。ああいった試みがいろいろな分野で行われればもっと自然と仲良く生活していけると思う。

 今回のエコツアーは私にとって新たな体験であり、とても貴重な体験でもあった。今後急に生活を変えることはできないが、少しでも自然との共存ということを考えながら生活できたらいいと思う。素晴らしい体験をありがとうございました。


「今回のエコツアーで学んだこと」

立沢 泉


「環境問題」。われわれはこの言葉をよく耳にする。そして「環境を守ろう」といった言葉もまたよく耳にする。だが、それをただ口にするのと実行するというのは雲泥の差がある。「環境問題」とはどのような問題なのか?そしてそれを解決するにはどのようにしていくべきなのか?答えすべてを知ることは難しいにしても、今回のツアーではそれをほんの少しであるが学ぶことが出来たと思う。

今回のツアーでは主に樹海、蝙蝠穴、富士エコパークビレッジ、そしてフェニックスを訪問した。自分にとってすべてに共通して言えることは、この場所を訪問することで、少なくとも自然環境について考えることが出来たということである。

 樹海を歩くことで森林の重要性を再認識し、ブリスターなどの火山によって出来た自然物を見たことで自然の歴史、驚異を垣間見ることが出来た。

 富士エコパークビレッジではクイズ形式を通していろいろな環境問題について学ぶことも出来た。また、われわれが普段きたないというイメージしか持っていなかった排泄物から肥料を作り出すこと、普段何気なく嫌っている蚯蚓がどれだけ土の活性化を促しているかということ、また農薬を使わないで、特定の農作物と相性の良い植物を植えることで害虫を遠ざけることが出来るということ。クイズでは普段何気なく生活していくうえで使っているものが環境に悪い影響をもたらしているということを実感することが出来た(自動販売機が日本には多すぎること、コンビニエンスストアにおいても二十四時間営業により多大なる電器を消費していること)。とくに、ごみの問題はまずは Recycle (再利用)よりもまず、 Refuse (ごみとなるものを作らないこと)を率先することがごみの問題を解決に近づける第一歩であるということを学べた。

 最後に向かったフェニックスでは、使用済みの廃食油をただ捨てるだけではなく、それを回収し、精製して BDF 燃料とすることによって再利用するという工程からリサイクルの新しい可能性を学ぶことも出来た。

 最後にこのツアーを通していろいろと学ぶべきことは大きかったとおもいます。このツアーを担当してくれた壱岐健一郎さん、ありがとうございました。

 

 

● 桐生川源流の森 ボランティア体験交流ツアー



天気に恵まれ、早朝からウキウキした心を抑え、孫たち3人と、初めての旅をしました。

心配の面もありましたが、3人の孫もいろいろと、おばあちゃんを気づかってくれました。

自分は若いと思っていても、孫たちからすれば老いて見えるんですね・・・。

いつもお話しない言葉もたくさん発見できました。また、桐生の方々の暖かいおもてなしには、感謝いたしました。

最初の山の散策での初体験。秋を見つけて絵に描くことを長女の純香が、ガマズミを書き、次女の彩乃は、すすき、長男の大基は、野菊を描きました。これにも又ビックリ!!成長を感じました。

昼のおもてなしの、山菜うどん、やきそば、焼き芋、数々のお料理、これにもビックリ !!

食欲旺盛なこと。

おばあちゃんは、太鼓を打つことができ、この年で初めての体験をさせていただきました。

次にケヤキの剪定も初めてでした。

最後に桐生川の上流が素晴らしく !自然の姿を見たことを一生の思い出として、心に残ったことと思います。

東京の子どもにはできない数々の体験ありがとうございました。

関係者の皆々様には、大変お世話になりました。感謝をいたします。


浅間



私は、初めて違う学校、又は見知らぬ人とのバス旅行だったので、とても緊張しました。

でも、たくさんの経験と、おいしい料理を頂くことができたので、嬉しかったです。

自然観察の森を歩き、たくさんの“秋”を見つけることができたので、みんな喜んでいました。

嬉しかったです。あの観察は、とてもいい企画だと思いました。

たくさんの自然との触れ合いで心が豊かになり、気持ちよく、帰ることができました。

 来年は、川遊びや、アトラクションの時間を増やし、子供達が楽しめるようにしたら、いいと思います。 いい経験をありがとうございました


5年 浅間


  ●稲本 正さんと行くニュージーランドの旅 6日間



カウリとポッサムの国を歩く

高橋 銑十郎


久しぶりにニュージランド (NZ) に行ってきた。

オークヴィレッジの稲本正さんが企画したカウリの巨木を観る旅行である。6月 27 日 ( 木 ) という時期にもよるが SARS の影響であろうか成田空港は乗降客が少なく閑散としていた。

NZ が日本人に興味が持たれるのは時差が 3 時間 ( 夏時間の時は4時間 ) と少ないうえに日本と季節が反対になるからである。次第に時差の回復に時間がかかるようになってきた私にはことのほか体調維持に気を使わずにすみ、旅を楽しむことができた。

1985 年 10 月とその翌年 5 月と 2 回にわたって擬装乳製品 ( 関税を回避するためにバター、脱粉に砂糖などを混入させて関税定率表の網をくぐってくる乳製品 ) に関する二国間交渉で首都ウェリントンを訪問したことがあるが、オークランドの北には足をのばしたことはなかった。

 これまでは酪農の国 NZ ということで NZ の森林には注目していなかったが、世界でもめずらしい巨木に会えるというので今回の旅に参加した。

 稲本正さんが「森の惑星」 (2001. 世界文化社 ) でも言及しているように、地球は「水の惑星」とよばれることが多いが、世界の森を観てきた稲本さんによれば地球が太陽系の惑星として特筆されるとすれば、それは「水」というよりも「森」であるといえるという。森林があって水の循環再生が可能となるという意味で、稲本さんの言うとおりと思う。

地球上に水は多いという。確かに地球表面の 3 分の 2 は海洋でおおわれている。しかし、地球上の水のうち「淡水」はたった 2.8 %であり、その 9 0%は南極、北極の氷雪である。人間にとって不可欠である飲料となり、農業用水、工業用水として利用可能な淡水の分量はわずか全水量の 0.3 %にも満たない。しかも、淡水を浄化するにも雨として循環するにも、地球上には森林以上によいシステムはない。

 空気の浄化については周知の植物の光合成より優秀なシステムを人類は創りあげることができなかったし、今後も恐らく創造できないであろう。

人類の生存にとって水と空気の浄化が不可欠であり、それを左右するのが森林であるとすれば、まさに私たちの地球は「森の惑星」というにふさわしい

というわけで稲本正さんは世界の森を観察し続けている。そのひとつに NZ のカウリの巨木「タネ・マフタ」で名高いワイポアの森があった。タネ・マフタは先住民マオリの人々から「森の神」としてあがめられている巨木である。カウリ ( 学名 :Agathis australis) は NZ の最大かつ最も有名な原産木の針葉樹の一種で NZ 北島の北部の亜熱帯に生息している。

 巨木の多いカウリのなかでも現存するものの最大といわれるタネ・マフタは直径 4.4 メートル、周囲 13.8 メートル、地表から最初の枝まで 17.7 メートル、樹高 51.2 メートル、幹のボリュームは 244.5 ?である。樹齢は 1000 年から 2000 年の間くらいというから日本の屋久杉よりも若いが屋久杉に比べ直系で倍ぐらい、ボリュームで 4 倍ぐらいも大きい。

「森を歩いていて突然、白い絶壁にぶつかったと思ったら、それがカウリの巨木であった」というほどだ。

 残念なのはタネ・マフタには近よれない。人によって根を踏みつけると樹勢が劣えるので保護しているためである。

青空へと周囲の樹木の間からひとり抜きん出ているタネ・マフタを見上げていると、いつまでもそこを離れがたい。人、鳥、獣、魚のように動くことも声さえも発せることもできず、ただただひとつ所にじっと立ちつくしてきた巨木。 1000 年以上にわたる風雲に耐えてきたタネ・マフタには語りたいことはどんなにあるであろう。しかし黙して語らないカウリたち。陽光によって幹の濡れ具合が時とともに変化していく。よく見ると化石樹脂として琥珀になる樹液が幹にあふれ出てかたまっているのが見える。

 ワイポウアの森ではタネ・マクタのほかにテ・マツゥア・ナガヘレ ( 森の父 ) 、フォオー・シスターズ (4 人姉妹とよばれる仲良く 4 本が並び立っているカウリの巨木 ) などが見られる。


この近くの森では野生のキウイも観察できるそうだ。私たちはガイドさんたちの手作りの夕食後 2 時間にわたるナイト・ウォークを楽しんだが、残念ながらキウイに会うことはできなかった。野生のキウイは地元の住民にも最近その姿を見せなくなりつつあるという。その原因のひとつはポッサムというイタチに似た夜行性の獣が増加したためである。キウイだけではなく動植物の生態系を荒らして現在 NZ における大きな社会問題になっているそうだ。

 道路わきの電柱にブリキ板がまきつけられているが、これはポッサムが登って電線を食いちぎったりするのを避けるためポッサムを滑り

おとすためにつけられているものである。おびただしい数になる電柱一本一本にほどこされているブリキ板を見て、そのコストと人の手間を考えずにはいられなかった。かつて NZ には生存していなかったポッサムが増加した理由はその毛皮がミンクと同様に高級品であったためオーストラリアから移入して飼育したものの一部が野生化して現在にいたったという。しかも、 NZ は大陸移動説によればアフリカ大陸、オーストラリア大陸等から早い時期に分離して、その後孤島として他の大陸から生物が移住してこなかった。そのためヘビ、熊などの有害動物が生息していなかったのでポッサムの天敵が存在しなかった。現在ではポッサムが 7000 万頭生息しているとまでいわれている。

北海道を除く日本と同じ大きさの NZ には千葉県の人口にも満たないわずか 400 万人の人々しか住んでいないが、その 12 倍以上の約 5000 万頭の羊と約 900 万頭の乳牛が飼育されている。これらの数とくらべて 7000 万頭のポッサムの多さが想像できるであろう。

 動物に限らず他の土地から動植物を移入する時は慎重でなくてはならないという、悪しき事例である。

 話しはもとにもどるが、ナイト・ウォークでは信じがたいほどの美しい土ボタルの群落の輝きを見ることができた。また、森に流れる小川には小丸太のように図太いウナギが懐中電灯の光を求めて集まってくる姿にも遭遇した。ガイドが与えるチーズをこのウナギはよろこんで食べていた。しかし、野生のウナギにエサを与えて良いものかと疑問に思ったのは私だけであろうか。

漆黒の森から出て空を見上げると満点の星空であった。天の川が流れ、そのなかに南十字星が一段と力強く光り輝いていた。南十字星は想像していたよりは小さな十字であった。キウイには会えなかったが楽しいナイト・ウォークの 2 時間であった。

 先にも記したように NZ は日本列島とは時差が少なく、かつ季節が逆になっているため日本からの観光客のみならず、移住生活を望んでいる日本人も多いようだ。しかし、気にかかることだがオゾン・ホールの影響で近年 NZ では紫外線による皮膚ガンの発生が増加しているという。原子力発電所が存在せず、原子爆弾の実験も実施されたことのないニュークリアー・フリーの国、 NZ も現代社会の自然破壊から逃れられない厳しさに直面しているようだ。

NZ から帰国後、妻の潮とともに利尻島、礼文島のウォーキングに参加するほか、 10 年ぶりに尾瀬ヶ原、尾瀬沼を歩いた。礼文の海岸を歩き、尾瀬の湿原を歩きつつ痛いほど感じたことは都会にはない森林の緑のすばらしさである。海岸からの潮騒と潮風、山嶺からの涼風、沢のせせらぎ。湿原に咲き乱れる高山植物の草花。そしてなによりも生気みなぎる清涼なる大気。これらはみんな森林あっての自然の恵です。森林の大切さを痛感した夏の旅でした。


( 03. 7 .19 )

 

 ●カナディアンロッキー・ウィンタースポーツの旅


中村 純子さん

カナダスキーツアーに無事参加でき、又何事もなく終わる喜びに感謝しております。

私個人にしましては、さりげなく参加した森林ウォーキングが、こんなに大きな世界を広げてくれようとは思ってもいませんでした。マラソン、クロスカントリーと黙々と1つの事に打ち込んでいる人々の背筋がスーとしているのが美しいです。まなざしが前を向いていて、とてもあたたかいものを感じました。娘と一緒に無邪気にスキーボードを楽しみ、広大なロッキー山脈の山々の下に包まれ、自然を十分満喫できました。良い思いで、これからの素敵な一ページになったと思います。


大場 弘子さん

最高の天候に恵まれたバンフでの4日間は心に残る旅となりました。スノーシューをはいての山登り、湖でのスケート、雪中散歩、そしてスキーマラソンを全てロッキーの山脈を仰ぎつつ時を忘れて過ごしました。
当日とび込みのスキーマラソンは12年振りで、滑るというより走ってしまいましたが、日本人で初めての出場ということで成績は別にして特別賞で“ヒロコ オオバ”と名を呼ばれ、眠気がとんでしまったのも私の歴史に残る思い出となしました。一期一会と申しますが、この旅で60代、70代の青年のようにエネルギーを燃やしている村山さん、川野さんにお会いでき、お二人のこれからの人生について学ぶこともできました。

短い旅でしたが、この目で見たロッキーの山々や風景は筆舌に表せないほどの感動を受けました。旅を企画してくださった壱岐様、ガイドの方々にこの幸せを感謝いたします。



内村 宏さん

今回のツアー参加につきましては、昨年、参加しました「定山渓森林マラソン」において、思いもしないカナダツアー招待の抽選に妻が当たり、幸運に喜んでいましたが、よく考えてみれば、ウィンタースポーツには縁の無かった我々夫婦が、このツアーに参加してどうするのだろうと思っていました。まあ、カナダになんてこのチャンスでなければ絶対に行けないし、街の観光でも出来れば良いかなぁ、ぐらいにしか考えずに参加させてもらいました。そのようなことから、メニューも「スノーシューウインターハイキング」しか考えていなかったのに、壱岐さんの臨機応変なコーディネートにより「スケート&氷河探索」や大変ご心配をお掛けした「スキーマラソン」にも参加できて、予期せずして本ツアーのテーマである「ウィンタースポーツの旅」を満喫することが出来ました。メンバーも7名と少人数で纏まりもよく、家族的な雰囲気で6日間を過ごさせていただき、大変充実したツアーとなったことを夫婦共々感激しております。

1日目 「スノーシューウィンターハイキング」
案内ではボーレイク湖畔を探索とあり、まだ他のツアーメンバーも参加して大人数で平坦な雪原を歩き回ることを想像していましたが、参加したのは我々3名(大場さん、内村夫婦)だけ、若い日本青年のガイドからカナディアンロッキー山脈の誕生経過や樹木の種類、動物の足跡の観察、雪崩の発生メカニズムなど、色々な興味深い説明を受けながらスノーシューで深雪と戦いながら一歩一歩進み、気が付いたら樹木もなくなり、これ以上行くと雪崩の危険もあるという岩場の上に出て、用意されたランチBOX(ハム、チーズ等のサンドウイッチ、フルーツジュース、ミネラルウォータ、チーズ、チョコバー入り)を開いてランチタイム。ランチ後、下山開始。深雪に足をとられ、転がりながらも楽しく、無事、下山。ボーレイク湖畔にあるロッジに移動し、そこで、熱いコーヒー、紅茶と手作りのケーキ、クッキー(食べ放題)をいただきながら、青年ガイドの身の上話に談笑。ロッジ前で記念写真を撮って帰路へ。バンフの街中まで送ってもらってお別れ。このスノーシューハイキングは特に雪山など経験のない女性二人にとっては、足跡の無い、深い雪の中を転び回ったのが一番印象深かったようです。

2日目 「スケート&氷河探索」
当初は予定に無かったのですが、レイク・ルイズにスキーに行かれる方に同行して、スキー場と反対にあるレイク・ルイズ湖(完全氷結)で昨日と同じ3名でスケートを開始。みんな、何年(何十年?)振りの「スケート」を青春気分に浸って楽しむ。氷結した湖の遥か向こうには水色に輝く氷河が見えており、スケートを一休みして、少しでも氷河に近づいて見たい欲求に刈られ、3名で氷結した湖を一直線に氷河に向かう。歩くこと一時間、湖を渡りきって更に山道を進み氷河に向かうがそう簡単には届くものではない。その氷河が一段と大きく見えるポイントで写真を撮って撤退を開始。往復2時間半の「氷河探索」を終了。
その後、レイク・ルイズ・ホテルの庭で開催されていた「氷の祭典」に出展する氷の彫刻作りを見学、昼食、買物後スキーグループと合流してバンフに戻る。
夜は、明日の「スキーマラソン」の健闘を祈念し、「マジック・ドラゴン」で中華料理を堪能。

3日目 「キャンモア・スキーマラソン」
今回のツアーで正式にスキーマラソンに東京から参加された2名方と壱岐さんの応援に今回のメンバー全員が同行。前日の夕食でものの弾みで急遽出場を決意した2名(大場さん、内村夫)も10kmに挑戦。(大場さんは経験があるが、内村夫は経験がないのに無謀な参加を言い出し、皆さんに大変なご心配をお掛けする。特に壱岐さんにはお詫び申し上げます)
大場さんはウルトラ・ランナーの底力で完走。壱岐さんも執念のゴール。内村夫は案の定、途中リタイヤ。(でも、とにかく無事で良かった)東京から参加された村山さんと川野さんも健闘し、川野さんが年齢別(70歳以上)で優勝。
夜は川野さんの優勝を祝して、ホテルの向かいにある、日本料理店「三季」でお寿司と「うどん」を堪能。予想していた以上に美味しく皆さん大満足。

帰国の朝、東京から参加した川野さん、村山さんは更にスキーを楽しむため、カナダに残り、中村さん母娘はショーとバカラを楽しみにラスベガスに、そして仕事の待っている大場さんと内村夫婦は壱岐さんに付き添われて寂しく日本へ。帰国はバラバラとなったが、みんな、今回の「出会い」を喜び、「再会」を誓い合った。


村山 博光さん

先日の「カナディアンロッキー・ウィンタースポーツの旅」では大変お世話になりました。ありがとうございました。古谷さんのテキパキした対応、壱岐さんの親切な説明など、まずはスムーズにスタートできそうだと思いました。最初に声を掛けてくれた川野先輩にも最後までオンブにダッコでお世話をいただき感謝しております。スタートから順調に全行程を消化でき帰国できた今、幸福感に浸ることができます。

4年前にマラソンで訪れた時のカナダにも感動しましたが、時期の違う冬での体験は予想以上のもので、改めてカナダの息をのむ素晴らしいロッキーの山々を満喫できました。バンクーバーマラソンの時に子息の淳さんを知ったのですが、お父さんとはクロスカントリーで以前から知っており世の中は狭いものだと思ったのですが、いろいろな出会いから交流の輪が広がってゆくものなんですね。

森林マラソンのことは初めて知ったのですが、北から南までスポーツの輪は素晴らしい限りです。スポーツはやはり良いものです。年齢に関係なく同行の皆様も青春そのもので、参加して良かったとつくづく感じた次第です。

クロスカントリーの会場の雰囲気が、国際大会そのものの感じを受け大いに興奮しました。好天にも恵まれそのロケーションは素晴らしく、雪質もこれまた良し、タイム云々は別としてこれぐらい気持ちよくプレーしたのは初めてで、皆さんの声援も心強く、又初のレースに挑戦した壱岐さん、内村さん、ウルトラマラソンの大場さんの参加精神には恐れ入りました。そして、最後まで声援を送っていただいた中村母娘、内村夫人、川野淳さんの皆さんには本当に感謝感激そのもでした。何か気持ちが洗われたみたいで、全身で爽快感を味わいました。

最後に皆さんとの交流の中で、生き生きと輝く瞳で話し合えた幸福感を全ての面に生かしてゆこうと思っております。又の機会を楽しみにしております。  

 


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